元はレンガ倉庫街、今はスタイリッシュな街、イエールタウン

バンクーバーダウンタウンの南端に位置するイエールタウンは、元は倉庫街でレンガ造りの建物が今でもその名残をとどめています。

それがいつの頃からかお洒落なショップやレストランが並ぶ地区に変身。セレブご用達のホテルだったり、高級フードショップだったり、歩いている人たちもどことなくスタイリッシュだったり。海沿いには高層コンドミニアムが立ち並び、ダウンタウンの中でも異彩を放つ地域となっています。

この辺りはブラブラと歩いても楽しいですし、フードショップでスイーツなどを買って、海沿いの広場でゆっくりと楽しむのもいいですよ。

イエールタウンからポンポン船でグランビルアイランドへ

ダウンタウン側のイエールタウンから対岸のグランビルアイランドへは、かわいいポンポン船で移動できます。これがなんとものんびりとした優雅な気分が味わえるのです。今時ポンポン船が活躍しているなんてバンクーバーくらいかも?

バンクーバーのダウンタウンは半島のように突き出ているため、小さな湾になっている場所が多く、ここもその一つ。

だから、船で往来できるシステムがうまく働くのです。それがまたバンクーバーらしくて楽しいですね。

海沿いをぐるりと囲むウォーキングコースで散歩を楽しむ

A pub at Yale town, Vancouver; Variety of shops on a street at Yale town, Vancouver; Photo by ©Pacific Walkers
ビールが人気のレストラン。夏になるとパティオに人が溢れる。バンクーバー・イエールタウン。Photo by ©Pacific Walkers

イエールタウンからグランビルアイランドには実は歩いて行こうと思えば行けるのですよ。バンクーバーは海沿いにウォーキングコースが設置されていて、ぶらぶらと歩きながらグランビルブリッジを渡ればアイランドはすぐそこ。意外と近いです。

橋の上からはグランビルアイランドを見下ろせます。グランビルアイランドの名前の由来もこの橋という説もありますし。上からみるグランビルアイランドも面白いです。

ウォーキング大好き!という人は、イエールタウンからから北へ向かえば、イングリッシュベイへと続いています。イングリッシュベイの南にあるバラード橋を渡れば、キツラノ地区にも歩いて行けます。

海沿いを極上の景色を楽しみながら、ゆっくりウォーキングなんてのもバンクーバーの魅力の一つ。

ハイキングするもよし、海辺でのんびりするもよし、お洒落なカフェやショップを楽しむもよし。地元の人にも人気のイエールタウンは、公共交通機関スカイトレインのイエールタウン-ラウンドハウス・ステーションが最寄りの駅となります。駐車スペースが少ないので公共交通機関がおススメです。

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