バンクーバー・ダウンタウンから北に臨むノース・バンクーバー。ここは夏になるとアウトドア天国。

中でも手軽に楽しめるリン・キャニオン・パーク(Lynn Canyon Park)が大人気。一般にはリンバレー(Lynn Valley)と呼ばれ、多くの人がハイキングや森林浴を楽しむために訪れます。

一番人気はやっぱりスリル満点のサスペンションブリッジ

ここは森林の間を縫うように張り巡らされたハイキング・コースが人気。夏は木々に囲まれてひんやりと涼しく、渓谷を流れる川に沿ってのウォーキングはとても気持ちがいい。

Lynn Valley Suspension Bridge; Photo by ©Pacific Walkers
リンバレーの吊橋。長さは短いがよく揺れる・・・。Photo by ©Pacific Walkers

夏の暑さと都会の喧騒を避け、森林浴と避暑を兼ねるには絶好の場所で、昔から地元の人々に愛されている公園。

最近では観光客も多く訪れ、夏になると人であふれるようになりました。その一番の目的は「サスペンションブリッジ」。つり橋です。

バンクーバーで最も有名なつり橋、キャピラノ渓谷に架かる「キャピラノ・サスペンションブリッジ」には長さではかなわないですが、その揺れ方は負けるとも劣らない。いやこちらが上かもしれない。とまあ、要するによく揺れるのです。

キャピラノのつり橋は観光用にしっかりとした造りになっているのに比べ、リンバレーは一般の人々が渡るいわば生活の一部としての利用が目的だったためか、幅も狭いし、よく揺れます。

そこに観光で訪れた人々が増え、橋の上は鈴なりの人で、しかも写真を撮ったりしているからなおさらよく揺れる…。橋の幅が狭いため、深い谷間がすぐ横で口を開けているように見え、スリル満点!! 一度は体験してみてください。

事故多発! 夏の飛び込み禁止は必ず守って楽しく遊ぼう

A “Don’t cliff jump” sign; Photo by ©Pacific Walkers
飛び込み禁止を呼び掛ける看板。飛び込みは危険なので絶対に止めよう。Photo by ©Pacific Walkers

つり橋を渡ってしばらく歩くと、川の流れが緩やかで、水遊びにちょうどいいように見える場所があります。

しかもそこにはおあつらえ向きにジャンプ台のような岩場があって、夏になると若者が水遊びがてらジャンプする光景をよく見かけるのです。

しかし、ここではジャンプは禁止。毎年必ず水難事故が起きるにもかかわらず、ジャンプを楽しむ若者が後を絶ちません。死亡事故さえ起きているので、ここでのジャンプは絶対に止めてください。立て看板でも注意しています。

避暑にピッタリ、一度は訪れたいバンクーバー人気の公園

Lynn Valley fall; Photo by ©Pacific Walkers
リンバレーの吊橋から見える滝。Photo by ©Pacific Walkers

1912年に公式にオープンしたというリン・キャニオン・パーク。当初は12エーカーだった公園も現在では617エーカーに拡大されているそうです。生い茂る巨木の樹齢は80年から100年。今も昔も変わらないのはバンクーバーで人気の公園ということでしょうか。

リン渓谷から約50メートル上に架かるつり橋が有名ですが、ツインフォール(双子の滝)やエコロジーセンター、リンバレーの歴史が学べるヒストリカル・ストーリー・ウォーク(無料)など、楽しく学べる機会も用意されています。

夏にバンクーバーを訪れたならぜひ行ってみたい場所の一つ。公園の中央辺りにあるリンバレー・センターにはインフォメーションセンターやカフェも設置されています。

ハイキングも楽しめる! ノースバンクーバーBPトレイル

リンバレーはノース・バンクーバーを横断している人気のトレイル、BP(バーデンパウエル)トレイルの一部。

東はディープコーブのクワリー・ロックへと続き、西は、パワーライン・トレイル、グラウスマウンテン、キャピラノリバーへと続いています。

ウォーキングが趣味という人、リンバレーでは歩きたいないという人、興味がある人はぜひ挑戦してみてはどうでしょうか?

多くの人が訪れるリンバレー、マナーを守って楽しいアウトドアを

The entrance of Lynn Canyon Suspension Bridge; Photo by ©Pacific Walkers
リンバレー・サスペンションブリッジへの入り口。ここからすぐ。Photo by ©Pacific Walkers

リンバレー内のハイキングコースは普段着でも十分楽しめるほどに起伏があまりない歩きやすいコースですが、それでもウォーキングに適した服装を心がけたいですね。グラウスグラインドのようなしっかりとしたアウトドアな恰好は不要ですが、それでも動きやすい服装がおススメです。

無料で楽しめる公園として人気がありますが、ハイキングや犬の散歩に利用する地元の人々も多く、マナーを守って楽しみましょう。

行き方

自動車の場合は、エコロジーセンター近くに無料駐車場があります。しかしかなり狭いです。

公共交通機関を利用する場合は、ロンズデールキー・シーバス乗り場のバス停から#228 Lynn Valley、#229 Lynn Valleyが便利。バス停から公園までは徒歩約15分。

トランスリンクHP: https://www.translink.ca/

リン・キャニオン・パークHP
lynncanyon.ca

LYNN CANYON PARK GATE

夏期間: 7 am - 9 pm

春と秋: 7 am - 7 pm

冬期間: 7 am - 6 pm

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