楽しいアトラクション満載のバンクーバーのプレーグラウンド
ダウンタウンから北を向いて見上げると正面に見える山、それがグラウスマウンテン。
ダウンタウンから近く、自動車なら30分ほど、バスやシーバスなど公共交通機関を使っても1時間もあれば到着します。
そしてここはとにかくアトラクションの宝庫。俗にいう「観光地」の域を脱した、街から最も近い、市民も、観光客も、みんなが楽しめるバンクーバーのプレーグラウンドです。
山の麓から頂上まで登る過酷なハイキング?!が楽しめる夏のグラウス・グラインドはその代表格。歩いて登るのは無理という人はもちろんスカイライド(ロープウェイ)でも上がれます。
頂上に着くと、さまざまなアトラクションが。ジップライン、グリズリーベア、鷹のデモンストレーション、ランバージャック(丸太を切るデモンストレーション)、エコウォーク、2010年バンクーバーオリンピック・パラリンピック時の遺産とも言える風力発電用の巨大風車の見学など、気軽に楽しめるのが多い。
ちょっと変わったアトラクションがいい!!という人には、スカイライドの上に乗る「スカイライド・サーフアドベンチャー」というちょっと勇気?!がいるものはどうでしょうか?
それでは物足りない、アウトドアを楽しみたい!!と言う人には、パラグライダー体験がおススメ。見ていると、とても気持ちよさそう。
ちょっとリッチにヘリコプターツアーなどもありますよ。
盛りだくさん過ぎてとても一日ではすべてを網羅しきれない!!何度行っても楽しめるのがグラウスマウンテン。シーズンパスも用意されています。
眼下に広がるバンクーバーを眺めながらゆっくりと過ごす
アトラクションからはちょっと離れて眼下に広がる絶景を満喫したい人には、リフトでさらに上へ行くのがおススメ。リフトに乗るにはスカイライド乗車券かシーズンパスがあればOK。グラインドで上ってきた人は下り用の乗車券を購入しておくと大丈夫。
上から見るバンクーバーはとにかく気持ちがいい。ちょっと遠くに見えるロープウェイ乗り場ですら景色の一部となるから面白い。そして下りのリフトに揺られながら眼下に広がる景色を眺める。これはぜひ晴天の日を狙って行きたい!
頂上でゆっくりしたいという人には、レストランでドリンクというのも贅沢な時間の過ごし方。
左にはバンクーバーのダウンタウンからアメリカ国境へと続く大陸が続き、右には碧い海が広がり、青い空へと抜けていく。夜には街に明かりが灯り、空と地上に光が瞬く。贅沢な景色がドリンクをさらに美味しくするかも?!
冬のグラウスマウンテンスキーは摩天楼へ飛び込む景色
冬になるとここはバンクーバーから最も近いスキー場として人気のスポットに早変わり。公共交通機関を使っても行けるところが人気の秘密。地元の人々からも親しまれているスキー場です。
冬になるとバスにスノーボードを担いで乗って来る人をよく見かけます。ウインタースポーツ好きにはたまらないですよね。
人気の秘密はそれだけではないのです。ここを愛用するスキーヤーに言わせると、ここは「バンクーバーの街に飛び込んで行く」ように滑るのが醍醐味らしい。特にナイターは「摩天楼の夜景に飛び込む感じ」と市街地のスキー場ならではの楽しみ方ができますよ。
最近オーナーが変わり話題になりましたが、アトラクションは変らないとのこと。
とにかく1年中楽しめるグラウスマウンテン。夏でも、冬でも、バンクーバーに来たらぜひ訪れたいです!!
自動車の場合は、ゴンドラ乗り場近くにある駐車場を利用できます。ただしあまり広くはありません。
公共交通機関を利用する場合は、ダウンタウンからシーバスでノースバンクーバーのロンズデールキーに渡り、そこから#236 Grouse Mountain行きに乗ると約25分で到着。
無料シャトルバスを利用する場合は、ダウンタウンのカナダプレースから乗車。 https://www.grousemountain.com/shuttle
グラウスマウンテンの天気やアトラクション情報などは、グラウスマウンテン公式サイトへ。
https://www.grousemountain.com/