旅行計画を立てる時、一番に考えるのがいつ行けばその旅行先を最も楽しめるのか?ということですよね。
その時に最初に気になるのが季節、「ベストシーズンはいつなのか?」です。バンクーバーの場合、答えは簡単。ズバリ夏!!
気候についてはバンクーバーの概要に紹介していますのでそちらを参照してもらうとして、ざっくりゆうと1年中温暖な気候が特長なのですが、特にバンクーバーの夏は過ごしやすいです。
気温は平均最高気温がだいたい23度前後。25度を超えるとかなり「暑い」というのがこちらの人の夏の常識。日本のように30度を超えるというのはまず考えられません。(しかし最近は気候変動のせいでしょうか、30度近くになることもまああります)。
しかも湿気が少ないのでとっても爽やか。これは日本ではちょっと考えられないくらいの「爽やかな夏」を体験できます。立っているだけでもジト~っと汗をかくということはまずあり得ないですね。
ただし陽射しはかなりきついので覚悟してください。帽子や日焼け止めは必須。日向と日陰の温度差があるのも特徴で、暑くなったら木陰で休んだり、建物の中に入ったりして、うまく利用して快適にアクティビティなどに参加するのがおススメです。
バンクーバーのベストシーズンは6月から8月! 爽やかな夏を満喫!!

ベストシーズンは季節でいうと夏、カレンダーでは6月から8月。この間は季節的にベストシーズンというだけでなく、アクティビティやイベントが1年のうちで最も多いという意味でもベストシーズンです。
ジャズフェスティバル、カナダデー(カナダの建国記念日)、花火大会、プライド・パレード、パウエル祭、Bard on the Beach(シェイクスピア劇の野外劇場)など野外での文化イベントが目白押し。
また、カヤックやパドル、ハイキングなど、アウトドアアクティビティが盛んになるのもこの時期。
もちろん、街歩きや観光スポット巡りにも最適。何をするにもいい季節が「夏」なのです。
シーズンオフでもバンクーバーならアウトドアを満喫! 春はマラソン、冬はスキー
では他の季節はどうなの?とおもいますよね。

バンクーバーといえばスキー・スノーボードを思い浮かべる人も多いかもしれません。スキーシーズンは11月後半に始まり、遅いところでは5月のゴールデンウィークまで春スキーとして滑れるところもあります。
それでもスキーのベストシーズンは1月から3月。この時期だと町は雨でも、山は雪という日が多く、新雪が楽しめることが多いです。
特にバンクーバーから近くて気軽に行ける、サイプレス、グラウス、シーモアの3つのスキー場はこの時期がベスト。ナイトスキーは、バンクーバーの夜景に飛び込むような幻想的な体験が楽しめるそう。都市部にあるスキー場ならではの快感です。

一方でバンクーバーから自動車で北に約2時間のところにある北米最大のスキーリゾート・ウィスラーは春スキーが楽しめるほどスキーシーズンが長いスキー場。日本からもゴールデンウィークに春スキーを楽しみにやって来るスキーヤーやスノーボーダーも多いです。Tシャツでスキーを楽しめるのもこの時期ならでは。スキーといっても楽しみ方は色々ですね。
春のアクティビティも負けていません。4月のサンラン、5月のバンクーバー国際マラソンとランナーには最高のシーズン。
サンランは10キロメートルのチャリティマラソンイベントで、誰でも楽しく参加できます。歩いてもよし、走ってもよし、仮装してもよし、のなんでもありの楽しいランニングイベントです。

バンクーバーマラソンはエリートランナーも多く参加する国際的なマラソンイベント。この時期のバンクーバーは暑くもなく寒くもなく、走るには最高の季節。その上にこのコースはバンクーバーの海岸線を走りながら美しい景色が楽しめるというランナーにとっては気持ちのよいコースとなっているのも魅力のひとつ。毎年世界中から多くの参加者が参加する人気のマラソンイベントです。
このほかにも、3月中旬ごろに桜がほころび始め街が桜色に染まると、バンクーバーでは桜まつりが開催されます。この季節はまだまだ寒い日や雨の日も多いですが、6万本の桜が美しく咲き誇るバンクーバーに春到来を告げるワクワクする季節です。