バンクーバーで見たホワイト選手のハーフパイプに衝撃
バンクーバー五輪前のテスト大会で見たスノーボード・ハーフパイプのホワイト選手は衝撃的でした。これでX Gamesの存在を知ったようなもので。今回の金メダルは改めて彼のすごさとスポーツの面白さを確認しました。
秋の始まり、まだまだ楽しめるバンクーバーのナイトマーケット
すっかり秋らしくなったバンクーバー。夏の風物詩ナイトマーケットはまだまだ終わっていませんよ。ノースバンは今月、リッチモンドはサンクスギビングまでです。
Go Canada Go!
ラグビーカナダ代表がウルグアイとのW杯出場をかけた一戦の第1試合で惜しくも敗れました。ラグビーW杯といえば次期開催国は日本。ぜひ頑張って日本への切符を手に入れてほしいです。
再び大雪?! メトロバンクーバーで20cm積もる予報も
メトロバンクーバーが再び雪に見舞われるとの予報が出されました。朝のラッシュアワーを襲う可能性が高く、バンクーバー市は準備をしているということです。十分な注意が必要です。
変わるガスタウン、ギャシー・ジャックも今は…
バンクーバー発祥の地として知られるガスタウン。レンガが敷き詰められた通りに、蒸気時計の汽笛と、レトロ感あふれるのが魅力で、多くの観光客が訪れています。
そんなガスタウンに最もゆかりのある人物がギャシー・ジャック。詳しくは、こちらを参照(「ガスタウン、『ギャシー・ジャック』が愛した街」)してもらうとして、今ではこの銅像が影も形もなくなっています。
理由は近年バンクーバーをはじめ、カナダ全国で高まりを見せているカナダ先住民族の人々の権利を取り戻す声。
「ギャシー・ジャックことジョン・デイトンが、当時スコーミッシュの先住民女性と結婚。その後、その女性が病死すると、彼女の姪、当時12歳を妻とした。デイトンは当時40歳。この姪は15歳の時に、別のデイトンよりもっと年上の男性と結婚するために、デイトンの家から逃げだした」とされているそうです。
先住民族の女性たちにとっては、デイトンは当時の先住民族女性にひどいことをした男であるにもかかわらず、英雄として銅像になって立っていることはがまんがならなかったということのようです。
2022年3月のthe 31st annual Women's Memorial Marchで、デモ隊がここを通った時に、銅像に赤いペンキがかけられ、倒されました。
いまは写真のように、何もなくなっています。
人物の評価とは、その時々に、その人物のどこを誰が見るかで変わっていくということですね。いま評価が高くても、10年後、20年後、50年後は、その人の違う側面が違った評価を受けるということでしょう。
誰がいつどのように見ても「すばらしい」という人は、ほんとに稀なのかもしれません。
これからガスタウンを訪れる人は、ここにギャシー・ジャックの銅像があったことすら知らずに、ガスタウンを楽しむのでしょうね。
参考記事:Vancouver's Gassy Jack statue toppled during march honouring missing Indigenous women(CBC)
PNE The Fair 2022が開催!
毎年バンクーバーの夏の最後を飾るPNE The Fairが今年も始まりました。バンクーバーにある唯一の遊園地Play LandがあるPNEで、ジェットコースターやその他の絶叫マシーン、ゲームやイベントなどなど、夏休みの最後に弾けるのがThe Fair。
お楽しみはなんといっても、毎年とんでもないアイデアで楽しませてくれるフード。こんなジャンキーフードあり?みたいなのがやってきます。それでも、次の年には定着しているのが、The Fairのすごいところ。今年初めてのフードを試してみるのもいいかも。
定番のミニドーナツももちろん健在。お祭りにはやっぱりフードがなくては始まらないですからね。
今年のサマーナイト・コンサートは、カナダを代表するバンドBarenaked Ladiesをはじめ、Blue Rodeo、TLC、Chicago、The Beach Boys、そしてVancouver Symphony Orchestraなど豪華な出演陣。
チケットは前売券だと定価より2ドル安く購入できてお得。9月5日以外の月曜は休園。
まだまだ暑さが残るバンクーバーで、The Fairは9月5日まで。残り少ないバンクーバーの夏を満喫するチャンスです!
詳しくは、https://www.pne.ca/fair/
バンクーバーの壁画?!を楽しむ
バンクーバーの各地でビルの壁一面を使って見事な絵が描かれているのを見たことはないでしょうか?
それは、バンクーバーで毎年8月に開催されているバンクーバー・ミューラル・フェスティバル。バンクーバー市内各地で同時開催されているイベントで、今年は8月4日~14日まで行われました。
開催期間中にはアーティストが壁に絵を描いているところを見学できるほか、パーティも各地で開かれていて、大盛り上がり。真夏のバンクーバーの風物詩のひとつにもなっています。
「今年は見られなかった~」っと残念に思った人は、ぜひメインストリートの北側(ダウンタウン側)を歩いて見てください。作品が多く見られますよ。
中には、「一体あんなところにどうやって描いたのか???」と思うような作品もあり、見ていて飽きません。
メインストリートは歩いているとなかなか楽しいものが発見できる場所で、散歩がてらに絵を見て、買い物をして、カフェやクラフトビール店で休憩するのもいいかもしれません。
ぜひ、ブラブラしてみてください。
珍しく8月後半に夏日が続くバンクーバー
今年は暑い夏が続いている。7月の最終週から熱波がやってきて、珍しく1週間ほど猛暑が続いた。例年ならそれから平年並みの暑さ、つまり最高気温22度から25度あたりで落ち着くのだが、今年はなぜかずっと暑い。しかも湿気が多い。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する水際対策が、日本もカナダもある程度緩和されたため、この夏休みに日本に一時帰国した人たちが多かったが、一様に聞こえる声は、「日本も暑かったけど、バンクーバーも同じくらい暑い~」だ。
日本は暑くてもエアコンがあるが、バンクーバーの場合はもともとが涼しいので、多くの家でエアコンがない。だから、暑さが余計にこたえる。モールやスーパーで涼むというのがもっぱらの手である。
さて、バンクーバーの夏休みも残り少なくなってきた。あとちょうど2週間。今週はずっと天気がいいらしい。
暑いバンクーバーの8月をもう少し楽しむとしよう。