Snow on NorthShore mountains, Vancouver, BC; Photo by ©Pacific Walkers
ノースショアの雪も真っ白に! Photo by ©Pacific Walkers

先月大雪に見舞われたばかりのメトロバンクーバーで、再び雪が降る可能性が高いとの予報が出されました。4日の朝に広い範囲で雪になりそうです。

ウェザーネットワークによると、バンクーバー島南部からメトロバンクーバーの広い範囲で雪となる予報で、4日の午後には雨もしくは雪まじりの雨に変わると予想しています。

メトロバンクーバーでは、ダウンタウン、サレー、バーナビーで約15センチメートル、コッキトラムやノースバンクーバーでは20‐30センチメートルになるとの予報も。

雪は4日朝のラッシュアワーを直撃する可能性が高く、バンクーバー市は「明日の雪に備えて対策を取る」と発表しています。

ウェザーネットワークの気象予報士マット・グリンター氏は、明日の雪は1月10日にバンクーバーを襲った大雪とよく似ていると語っています。その時はバンクーバー空港で8センチメートル、コッキトラムで20センチメートルの降雪を記録。その後数日間雪は降り続け、メトロバンクーバーは交通麻痺に陥りました。

温暖な気候で冬でも雪よりも雨が多いことで知られるバンクーバーとバンクーバー島南部ですが、今年2回目の大雪になりそうです。

4日の朝の通勤通学には十分に注意してください。

先週のパイナップルエキスプレスの影響で河川の氾濫も

週末にはバンクーバーをパイナップルエキスプレスが襲い、金曜日の夜から土曜日の早朝にかけて大雨となりました。

その影響で河川の氾濫や土砂崩れの発生が報告されています。特にひどかったのはバンクーバー島南部の東側で、家屋への浸水や道路の陥没なども報告されています。

ウェザーネットワークによると、最も降雨量が多かったバンクーバー島南部の48時間の降雨量は371ミリリットル。これはカナダの他の都市の1年間の降水量、アルバータ州エドモントン365ミリメートル、同カルガリー365ミリメートルを上回る多さだったとのこと。

そんな大雨が降った後の雪の予報。十分に注意が必要です。

 

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