カナダが151回目の誕生日を迎えたこの日、ホワイトキャップスはホームBCプレースにコロラド・ラピッズを迎えた。
チームはここまで17試合を消化。ちょうど折り返し地点だ。この日から後半戦に入る。
ここまでは6勝6敗5分でちょうど5割。勝ち点は23。西カンファレンス6位。この時点で、5位から8位まで勝ち点2の中にひしめいている。
7月1日(BCプレース:20,038)
バンクーバー・ホワイトキャップスFC 0‐1 コロラド・ラピッズ
前半43分ホワイトキャップスDFデヨンのオウンゴールでコロラドが先制。後半は両チームとも無得点に終わった。
無得点で勝利を逃す
ボール保有率が高い試合だった。ほとんどホワイトキャップスがボールを支配していた。ほとんどの時間を相手陣営で戦っていた。ゴールチャンスは何度も訪れた。
それでもゴールは遠かった。相手GKの好守に阻まれたり、バーに当たったり。結局無得点に終わった。
コロラドの1点もホワイトキャップスのオウンゴール。ラピッズ選手が入れたゴールではない。敗因は、ツキがなかったとしか言いようのない試合だった。
DFワストンがチームに合流
現在ロシアで開催されているFIFAワールドカップのコスタリカ代表として出場していたホワイトキャップスのキャプテンDFワストン(#4)が、この日からチームに合流した。前半終了後に交代した。
W杯では得意の高いヘッドでコスタリカ初のゴールを決めたワストン。母国でも英雄扱いという。コスタリカが予選敗退したため、この日からの合流となった。ファンからは大拍手で迎えられた。
MFデイビーズがオールスター出場へ
ホワイトキャップス期待の若手MFデイビーズ(#69)が、2018年MLSオールスターにコミッショナー推薦枠で出場することが6月29日に決まった。
3年前、15歳でホワイトキャップスデビュー。現在17歳ながら今季はほぼスタメン出場している。
今季ホワイトキャップスに移籍してきたFWカマラ(#23)との相性もよく、6月9日のオーランド・シティSC戦では1ゴール3アシストの大活躍を見せた。
ホワイトキャップス期待の17歳は、カナダ期待の若手でもある。ガーナ生まれで5歳の時に難民としてカナダに移民。エドモントンをホームタウンとする。
そのエドモントンは6月14日にカナダ・メキシコ・アメリカの3カ国共同開催が決まった2026年W杯の開催候補都市として名乗りを挙げている。
ホームでカナダ代表としてW杯出場も夢ではなくなってきた。
すでにカナダ代表に名を連ねているデイビーズ。オールスター出場でさらなる飛躍が期待される。
2018年MLSオールスターは8月1日アトランタで開催。キックオフは4:30pm(PTS)。
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7月のホワイトキャップスホームゲーム
7月7日(土)7:30pm シカゴ・ファイア戦
7月25日(水)7pm モントリオール・インパクト戦(カナディアン・チャンピオンシップ)
7月28日(土)7pm ミネソタ・ユナイテッドFC戦
バンクーバー・ホワイトキャップスFC: https://www.whitecapsfc.com/
File with the Pacific Post.jp