アウェイの試合ながら、思わず筆を取ってしまった。ホワイトキャップスが9月の最終戦を白星で飾り、2年ぶりのプレーオフ進出を決めた。9月13日に首位に躍り出て以来、一度も首位の座を明け渡すことなく9月を終え、遂にプレーオフ進出も手に入れた。
6試合あった9月の最終戦は30日、カンザスシティでスポーティングKCと対戦。勝ち点差1で3位につけているチームを相手に、負ければ首位陥落。23日シアトルでのサウンダーズ戦では、勝てばプレーオフ進出が決まったが結果は0‐3と厳しいものだった。
現在の激戦西カンファレンスで2連敗は順位の急落を意味する。それだけにアウェイでも白星必至の一戦だった。
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— Vancouver Whitecaps (@WhitecapsFC) 2017年10月1日
試合は序盤からスポーティングが圧倒的に推す展開。防戦一方のホワイトキャップスは、GKマリノビッチのスーパーセーブもあり、前半をなんとか0‐0で乗り切った。
そして後半。この日9月23日以来の先発となったFWハタードが53分、はやり9月23日以来のゴールを決め先制。ゴール数11‐18、ボール支配率26.4‐73.6パーセントと試合の大部分をスポーティングが圧倒したが、結局ホワイトキャップスはGKマリノビッチの再三のスーパーセーブもあり、この1点を守り切り大きな白星をあげた。
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これで9月は6試合を4勝1敗1分、勝ち点13。堂々と首位の座を堅守している。
同日、2位ポートランド・ティンバーズ、4位サウンダーズが敗れたため、順位は変わらず。勝ち点がホワイトキャップス51、2位から4位が47と気持ちだけ離れた。
次は10月7日ニューヨークでレッドブルズと対戦する。次のホームゲームは15日のサンノゼ・アースクエイクス戦。これが今季レギュラーシーズンのホーム最終戦となる。
今季レギュラーシーズン最終戦は10月22日。ホワイトキャップスはポートランドでティンバーズと対戦する。
プレーオフは10月25日から。もしホワイトキャップスが首位もしくは2位で終えれば西カンファレンス準決勝に出場し、ホームゲームは早ければ10月29日、遅くとも11月5日。プレーオフのチケット購入詳細はこちら。www.whitecapsfc.com/2017playoffs
