首位スポーティングKCにホームで快勝!!

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Whitecaps big flag before the game; Photo by ©Pacific Walkers/ File photo
Whitecaps big flag before the game; Photo by ©Pacific Walkers/ File photo

ようやくエンジンがかかり始めた。4週間のアウェイを終え、久々のホームゲーム。街は初夏の晴れ間が広がる3連休の初日で、観客数は満員御礼とはいかなかったものの、ホームで快勝し、ファンも盛り上がった。

5月20日(BCプレース21,020)
バンクーバー・ホワイトキャップスFC 2-0 スポーティング・カンザスシティ

4遠征中の成績は2勝2敗と悪くなかった。内容も全て1点差。開幕当初の勝てない試合を思うと、徐々に調子を上げてきているようにも見える。

そして、この日の2‐0無失点勝利。季節が変わり、気温が上がり、キャップスもようやくエンジンが温もり始めたようだ。

フォーメーションは、これまで見たことのない4-1‐4‐1。アウェイ4試合でも同じだったというから5試合連続。しかも、先発メンバーも5試合連続同じという内容だった。

ロビンソン監督はその理由を、ケガなどで現在のベストメンバーが今の状態と少し笑って説明したが、勝ち星が確実についてきているところを見ると、今の時点はよく機能しているようだ。

次の試合は、23日、火曜日。カナディアン・チャンピオンシップ(CC)準決勝で、モントリオール・インパクトとBCプレースで対戦する。

今のフォーメーションでディフェンシブMFラバ(#15)がこの日イエローカードを受けた。これで、これまでの合算から27日(土)BCプレースでの試合に出場できないことが決まっている。

必然的にフォーメーションを変えるか、代用を立てるか、いづれにしても変更は避けて通れない。その前に23日のインパクト戦には出場する可能性が高い。

CCと言えば、昨年はバンクーバーBCプレースでの決勝第2戦で、アディショナルタイムで逆転のゴールを許して、来季のCONCACAFチャンピオンズリーグ出場権を逃すという悔しい思いをした。

ロビンソン監督も試合後に、「昨季は悔しい思いをしたし」と今季はCC優勝でボヤジャーカップ奪回を成し遂げたいと気合十分だ。

これからまだ4試合ホームが続く。しばらくはバンクーバーでキャップスの試合が楽しめそうだ。