エアカナダがエアロプランとの提携解消を発表

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バンクーバー国際空港に駐機するエアカナダ機

エアカナダが12日、エアロプランとの提携を2020年で解消すると発表した。エアロプランは、で、エアカナダが1984年に創設したフリークエント・フライヤー・プログラム。2008年に現在のアミカ社が買収し、運営はエアカナダから完全に切り離されていた。

しかし、エアロプランとエアカナダのパートナー提携は継続し、スターアライアンスのパートナーとしても提携は続いていた。

今回エアカナダは、エアロプランとの提携解消と同時に独自プログラムの創設も発表した。詳細は後日発表されるという。

では、これまでのエアロプラン会員のポイントはどうなるのか?

エアロプランによれば、現在エアロプランに登録しマイレージポイントを所有している会員は、2020年まではこれまで通りエアカナダ利用でポイントをためるができる。

契約解消後も、エアロプランはこれまで通り経営を続けるという。ただ、エアカナダが2020年以降に新プログラムを開始した後に、エアロプランのポイントをエアカナダ新プログラムに移行することはできないとしている。

マイレージに詳しい専門家は、今後の2社の契約にもよるが、ポイントで旅行などを計画している人は、計画を前倒しした方がいいのではとアドバイスしている。

エアカナダの利用が多く新プログラムへの以降を考えている利用者やエアロプランでポイントをためている人など、今後の両社の発表に注目である。