新航空会社スウープが20日に就航した。カナダ第2の航空会社ウエストジェット社が手掛ける超低料金航空会社ULCCだ。広いカナダ国内をより安くより便利に利用できる航空会社となるのか? 旅行者にとっても注目だ!
メイン空港から少し外れた空港が起点
スウープが就航するのは、ハミルトン空港(オンタリオ州)、アボツフォード空港(ブリシッテュ・コロンビア州)、ウィニペグ(マニトバ州)、エドモントン(アルバータ州)、ハリファックス(ノバスコッシア州)の5空港。
ハミルトンは、カナダ最大都市トロントとカナダで最も有名な観光地ナイアガラの滝のちょうど真ん中くらいに位置するオンタリオ州第2の都市。
アボツフォードは、バンクーバーから東に約2時間の都市で、最近ではバンクーバーのベッドタウンとの声も急成長都市。それに合わせるかのようにアボツフォード空港も今利用者が急増している。
エドモントンはアルバータ州の州都。ジャスパーなどへの観光地に近い。カナダを横断するVIA鉄道のカナディアン号が立ち寄る都市。
こうしてみると、観光ポイントを押さえている。
機材はボーイング737-800NG(189席)。上手く利用すれば、カナダ横断旅行も格安で行けるかも?!
追加料金に注意
運賃は安いが、ULCCだけあって、座席以外のほぼすべてのサービスに追加料金がかかる。
運賃を見ると、片道(全て税込)で、アボツフォード・ウィニペグ間が49ドル、ハミルトン・ハリファックスが99ドル、アボツフォード・ハミルトンが129ドルからと安い設定。
しかし追加料金が結構かかる。
例えば、機内持ち込み荷物は座席下に入る大きさが1人1個まで無料。それ以上は36.75ドルから。預け入れ荷物は1個26.25ドルから。荷物追加料金の詳しい案内はここからチェック。 https://www.flyswoop.com/baggage/
座席は予約時に自分な好きなところを選択したい場合は5ドルから。これも細かく分かれているので予約時にはチェックが必要だ。 https://www.flyswoop.com/seat-selection/
その他にも気を付けたい点は、ウェブサイトで対応できるサービスを電話で受ける場合にも15ドル追加料金がかかるなど、ちょっとしたことでも料金が加算される。
それでも手荷物一つで、食事も飲み物も持ち込みで、移動だけという人には安く利用できる設定になっている。
選択肢が広いということが売りのようだ。
スウープHP: https://www.flyswoop.com/
関連記事: カナダ初ULCCスループ第1便が就航 (記事提供: The Pacific Post.jp)