BCライオンズが調子を取り戻せずにいる。QBルーレイのケガは今季復帰絶望との診断。絶好調だったクオーターバックを欠いた獅子軍団は勝つ術を見つけ出せずにいる。
代わって先発クオーターバックを務めるジェニングスは一時のようなシャープさが見られず今一つ精彩を欠く。それでも第1Qからコンスタントに得点を重ねてきたが、前半終了間際。タイキャッツの攻撃が終了した。と思ったが、第2Qの時計が1秒戻され、タイキャッツ、フィールドゴールのチャンス。これが決まり同点とされた。
後半も逆転、再逆転を繰り返した。そして23‐21ライオンズリードで迎えた残り14秒。タイキャッツがまたしてもフィールドゴールのチャンス。今回は50ヤードだ。これをキッカー・カステロが決め土壇場での大逆転。ライオンズは2連敗となり、最下位脱出とはならなかった。残りは5試合。プレーオフ進出に赤信号が灯りはじめた。
午後8時から始まったこの日の試合。試合が終了したのは午後11時。プレーオフに臨みをつなぐライオンズファンにとっては長い長い秋の夜長となった。
次のホームゲームは、10月7日(土)4pm。昨季のグレイカップ覇者オタワ・レッドブラックスと対戦する。
9月22日(BCプレース:18,091)
BCライオンズ 23‐24 ハミルトン・タイガーキャッツ