ついにウーバー、リフトがバンクーバーでサービス開始!

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Lyft ad at Vancouver, BC; Photo by ©the Pacific Post
バンクーバーのLyftの広告。なぜか日本語?! Photo by ©the Pacific Post

待ちに待った乗車サービスがバンクーバーで今日から始まりました!

2017年には開始するとブリシッテュ・コロンビア州政府が約束してから、もう2年が経っていますから、待たされた~っていう感じですね。

BC州乗客運輸委員会がウーバー(Uber)とリフト(Lyft)に営業認可したのは昨日のこと。それから電光石火のサービス開始となりました。さすが民間企業。早いです。

バンクーバーでは慢性的なタクシー不足がしばしば問題となってきました。これでようやく少しは市民の足に余裕ができそうです。

ただ両社のサービス範囲はまだ限定的です。

Uberは広範囲で、Lyftはバンクーバー市限定

Uberはメトロバンクーバーのかなり広い範囲でサービスを開始したと発表しました。

バンクーバー市だけではなく、北はノース・ウエストバンクーバー、南はデルタ、東はコキットラム市やサレー市も含まれています。

サレー市ではタクシー業界が強いことから市長が「絶対乗車サービスは許さない!」と以前に言っていましたから、実際にサービスが開始されたかどうかは微妙です。基本的に各市が許可を出さなければ営業できないということのようですから。

一方Lyftはバンクーバー市の中心部と、バンクーバー空港、そしてちょっと離れてPNEと利用範囲が限定されています。

両社ともメトロバンクーバー、ウィスラーでの営業認可が下りているので、これから徐々に広がっていくと思われます。

いずれにしても、バンクーバーでようやくUber、Lyftが使えることは、市民や旅行者にとってはうれしいことですね。

バンクーバーではShare Now(以前のCar2Go)が2月末でサービスを終了することが決定しました。これはShare Nowの北米からの撤退を受けての対応で、Ride-shareが撤退し、Ride-hailingがサービス開始となったのはなんだか象徴的です。

バンクーバーで早くからタクシーとRide-hailingのハイブリッドを展開していたKaterは今回は認可を受けられなかったということです。

Uberのバンクーバーサイト
https://www.uber.com/global/en/cities/vancouver/

Lyftのバンクーバーサイト
https://www.lyft.com/rider/cities/vancouver-bc

 

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