カナダは相変わらず、ピョンチャンでメダルラッシュが続いていますね。今日も2つの金メダルを獲得しました。
ハーフパイプ女子とアイスダンス。どちらもカナダが得意する種目です。アイスダンスのテッサ&スコット組には惚れ惚れしますね。ダンスもさることながら、あのプレッシャーの中で団体に続いて個人でも金メダル。すご過ぎます。
さて、オリンピックも後半戦に入り、残り1週間を切りました。このまま引き続きバンクーバーからオリンピックの話題といきましょう。
競技以外のオリンピックの楽しみといえば色々ありますが、マスコットはすでに紹介しました。
もう一つ、スポーツに興味がない人でも気になるのが選手のユニフォームファッション。これって結構大事で、カナダではカナダ代表の試合があるとチームカナダのユニフォームを着て応援します。
一番人気はやっぱりホッケー。今でも1998年長野オリンピック時に採用されたホッケーのユニフォームが人気です。このデザインは1996年から使用されていて、五輪デビューが長野でした。2006年トリノ五輪まで採用され、2010年バンクーバーからはデザインが変わりました。今でも人気はこの長野バージョンです。
チームカナダ・ホッケーユニフォームの変遷参考サイト:CBCスポーツ
サッカーだろうと、ラグビーだろうと関係ありません。カナダ代表の試合の時には、チームカナダのユニフォームで応援に行く、これがカナディアン・スピリットのようです。
そう考えると、カナダ代表がたくさん活躍するオリンピックはまさにショーケース。色々な競技のユニフォームが楽しめますね。
今年のカナダ代表チームはどうでしょうか?どの競技も右脇にメープルリーフを大きくあしらったいかにもカナダらしいデザイン。
バンクーバー五輪の時に爆発的に売れたのは、ミトンでした。真っ赤なミトンの甲に白地のメープルリーフがあしらってありました。五輪前から大人気で、しばらく売り切れ状態で、お土産に持って帰るのに間に合わないほどでした。このミトンは今でもデザインを変え、オリンピックのたびに発売されています。

しかし私のお気に入りはこれ。見覚えありますか?1998年長野オリンピックの時の選手団が着用していた帽子です。ベレー帽のようになっていて、ツバがある方を後ろに被ります。
印象に残っているのは、この大会から正式採用となったカーリングでカナダ女子チームが初代金メダルを獲得した時。表彰台で「オーカナダ」を聞いている時に可愛らしく被っていた姿です。ベテラン選手たちでしたが、この姿に誰もがこの帽子のかわいさを認識したと思います。
そのせいでしょうね、このベレー帽は飛ぶように売れたようです。私が購入したのは黒ですが、本来は赤です。赤だとあまりにもストレートなので黒にしてみました。
チームカナダのユニフォームは帽子がスタイリッシュ

今回のチームカナダ代表ユニフォームでひと際目を引くのがやっぱり帽子。赤、黒、白の3色で、大きく「CANADA」とロゴのような文字は遠くからでもよく目立ちます。
表彰台でも必ず選手が被っていて、やっぱりチームカナダのユニフォームには帽子は欠かせないのだなぁと思いますね。
ちなみに、長野大会のユニフォームを担当したのは、カナダでは知らない人がいないほど有名なアパレルブランド「ルーツ」です。ビーバーのデザインをあしらったロゴが特長的で、お土産にも喜ばれる商品も揃っていますね。バンクーバーにはロブソン通りに旗艦店があります。
現在の担当はHBC(Hudson Bay Company)。こちらもカナダでは知らない人がいないThe Bayとして知られる有名なデパートです。
今、The Bayではこのユニフォームをたくさん揃えて販売しています。カナダが勝てば勝つほど売れるのかもしれませんね。オリンピックのチームカナダ帽子コレクションもいいかもしれません。
カナダ以外の注目ユニフォームは?
カナダ以外ではどこが気になるでしょうか?開会式の時にアメリカ女子スキーヤーのボン選手が中国のユニフォームが気になると言っていました。
アメリカはラルフローレンで、やっぱりスタイリッシュ。いつも星条旗色のデザインで決めていますね。
他にはやっぱりオランダでしょうか?あのオレンジ軍団と言われる最強スピードスケート選手たちが着ているとかっこいいです。
開会式で忘れてはいけないのは、もちろんトンガ代表の旗手。ピョンチャンでもやってくれました。やっぱりアスリートの鍛え上げられた肉体が最も美しいのかもしれません。