バンクーバーから車で約1時間のスクワミッシュにある人気アトラクション、Sea to Sky Gondolaが今日から無期限停止になることが分かった。
理由はこの日の早朝に起きた事故によりゴンドラが落下したためで、警察の発表によるとゴンドラを運ぶケーブルが切られた形跡があるという。
現時点では事故か事件かははっきりとは分かっていないが、事件の可能性が高いとして捜査することが発表された。
スクワミッシュの新しいアトラクションとして人気の’Sea to Sky Gondola’
バンクーバー市街から車で約1時間のところにあるスクワミッシュは、以前からハイキングなどのアウトドアが人気の地区だった。
バンクーバーから約2時間北上したところにある人気観光地ウィスラーに行く途中にあり、ウィスラーへ行く人々が休憩に立ち寄る街としても知られていた。
そのスクワミッシュに完成したのがSea to Sky Gondola。麓から最終地点まで850メートルを10分で登るゴンドラは、2015年に運行を開始すると、あっという間に人気アトラクションとして多くの人が訪れるようになった。
‘Sea to Sky’ という名前が示すように、バンクーバーからスクワミッシュに向かう道中は、碧い海から緑深い山々、そして青い空へと抜けていく美しい風景が続く。そうした風光明媚な景色にちなんでこの名前が付けられている。
バンクーバーからスクワミッシュ、そしてウィスラーへと続くハイウェイも‘Sea to Sky Highway’という。
スクワミッシュが最も美しい夏のこの時期の事故は、旅行者にとっては残念なニュースだが、関係者によるとすでに修理のための依頼はしているという。
できる限り早く修復して再開したいということだ。再会がいつ頃になるかは未定ということだが、ホームページで情報を更新すると発表している。
Sea to Sky Gondola HP: https://www.seatoskygondola.com/
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