2017年8月31日掲載 2018年7月12日更新
アウトドア天国のバンクーバー。手軽に楽しめる夏の代表はハイキングやサイクリングだが、マリンスポーツなら絶対カヤックがおススメ。
バラードインレットの入り江深くにあるディープコーブは、波がなく静かな海が広がるカヤックには絶好の場所。
初心者でも安心して楽しめる。
カヤックには、1人乗り、2人乗りがあり、初めてで一人では不安という人は、経験者と一緒に2人乗りで挑戦することをおススメする。1人で挑戦!!という人はもちろんそれもありだ。
海に浮かんで揺られる感覚は独特
船でもなく、カヌーでもなく、泳ぐでもない。カヤックで海に浮かんで波に揺られる感覚は独特だ。
静かな海に一人でプカプカ浮かびながら、ゆっくりとマイペースに漕いで少し沖まで出る。時々遠くでボートや船が通ると大きな波がやってくる。
そんな大きな波にも、カヤックごと身を任せるように波に乗ると上手くやり過ごせる。海で気持ちよさそうに波に揺られている海鳥ってこんな感じなのだろうか?
そんな風に波に揺られながら周りを見上げると、陸や丘から見るのとは違った景色が見える。
海面スレスレから見る景色は不思議な感覚だ。これを一回体験すると、この気持ちよさにはまり、病み付きになるのがよく分かる。
ディープコーブでカヤックに挑戦したい人は、カヤックレンタルがおススメ。手軽に楽しめるのが嬉しい。帽子とサングラス、日焼け止めは忘れないように。
カヤック以外にも、スタンダップ・パドル(SUP)のレンタルもあり。サーフボードのようなボードの上に立って、パドルを使って漕ぐマリンスポーツ。興味がある人はぜひ。
ディープコーブのカヤック・SUP体験についてはこちらを参照
ディープコーブ・カヤックセンター
ディープコーブは街もかわいくてお洒落で人気
カヤックを楽しんだ後は、近くのタウンでひと休み。カフェやレストランが並ぶ通りで、スイーツにかぶりつくのもよし、レストランでビールを飲むのもよし、公園でのんびり過ごすもよし。
ここには人気のドーナツ店Honey Donuts & Gooniesがある。とにかく甘い!! これぞ北米ドーナツ!!という感じだが、なんとなく病み付きになるのがよく分かる。
他にもスイーツならアイスクリームも負けていない。夏が爽やかに暑いバンクーバーでは、アイスクリームは格段に美味しい!!
時間がのんびりと流れるこの街では、せかせかせずゆっくりするのが楽しむコツ。贅沢な時間が味わえるはずだ。
カヤックだけでは物足りない!!という人はBPトレイル
カヤックだけでは物足りない! まだまだ余力あり!!という人は、バーデンパウエル(BP)・トレイルに挑戦もありだ。
このトレイルは、クワリー・ロックというディープコーブを一望できる場所へと連れて行ってくれる。海から、山から、ディープコーブの景色を満喫できる。
今年はこれから晴天が続くというバンクーバー。ぜひディープコーブでカヤックを、ハイキングを、スイーツを、楽しもう。
行き方
自動車の場合は、駐車場が狭いため、近くに路上駐車する人が多い。その場合は、住民に迷惑にならないように気を付けよう。
公共交通機関なら、ダウンタウンのスカイトレイン・バラードステーションから#211 Seymourバスが、ノースバンクーバーのPhibbs Exchangeを経由してディープコーブが終点となっている。
また、#212 Deep CoveがノースバンクーバーのPhibbs Exchangeから出ている。
トランスリンクHP: https://www.translink.ca/