いよいよピョンチャンオリンピックも最終日となりました。現在はカーリング女子決勝がスウェーデンの勝利でさきほど終了しました。
スウェーデン対韓国。誰も予想しなかった決勝の組み合わせですね。しかし開催国の韓国が決勝に残るのはきっと盛り上がったことでしょう。ここまでの快進撃は見事としか言いようがありません。
初戦でカナダを破ったのがその始まり。まさかここまでとは思いませんでした。カーリング女子も戦国時代を迎えたということでしょうか。見ている方は楽しいですけどね。
今年は、ロシア人選手チーム(OAR)対ドイツです。こちらもやっぱり誰がこの組み合わせを予想していたでしょうかという感じです。
そしてやっぱり、カナダがここにいない寂しさをすごく感じます。2大会連続金メダルのせいでしょうか?
カナダ国民はもちろんここにチームカナダがいることを期待していました。NHLが参加していないとはいえ、そこはホッケーの底力が違います。この瞬間にワクワクしながら決勝を待っていると思っていました。ドイツが準決勝の相手と分かった時には特にそうでした。失礼ですけど。
オリンピックとはつくづく何が起こるか分かりませんね。ちなみに男子は昨日、銅メダルを獲得しました。
こう言っては何ですが、結果的には銅メダルでしたが、NHLが参加していない方が見ている方としては面白かった気がします。
ホッケー男子といえば、韓国チームの最後の試合も感動的でしたね。やっぱりホッケーがオリンピックにあって良かったと思いました。オリンピックを通してそのスポーツを知るというのは競技の普及には欠かせないと思います。次の北京大会を目指してぜひ頑張って欲しいです。
バンクーバーオリンピック最終日の金メダルの瞬間を振り返る
とはいえ、カナダからしてみればやっぱりカナダの金メダルが見たい!ですよね。NHLの参加、不参加に関わらず。いや、不参加での金メダルの方が価値があるような…。
それはさておき、アイスホッケー男子が強い国での冬季五輪開催では、決勝戦に地元チームが残ると残らないとでは、最後の最後のオリンピックの盛り上がりが違います。
前回ロシアのソチ大会では、ロシアが決勝に進めなかったため、国民はさぞがっかりしたでしょう。それはバンクーバーでのカナダの金メダルの瞬間を経験していれば、肌で分かります。
あの時はほんとにすごかった。勝ち方も劇的で、対戦相手は何をしてもカナダの永遠のライバル・アメリカ。カナダがリードしたまますんなり勝つのかと思い気や、土壇場で同点に追いつかれ、延長戦でキャプテンのクロスビー選手が決勝ゴールを入れるなんて…。こんな出来過ぎなシナリオを一体誰が考えたでしょう。
試合後は街中に人があふれ、知らない人とでもハイタッチ。ついでに警備にあたっている警察官ともハイタッチ。そこらじゅうで「メープルリーフ」がはためき、「オーカナダ」が聞こえていました。
あれをこの街で経験できたことは一生忘れないと思います。それはやっぱりカナダ国民のホッケーに対する熱い思いがそうさせるのでしょう。次はカルガリーでカナダ旋風が巻き起こるのでしょうか?
たった今アイスホッケー男子決勝が始まりました。