旅行中も環境のことをちょっと気にかけてみませんか? Pacific Walkersは環境問題に取り組む活動をサポートします。
海外に出かけ、他国の文化を学ぶ『旅』は、世界を知るために、世界中の人々と分かり合うために、とても有効な方法です。しかし、人々が動くたびにフットプリントを残すこともまた事実。
だからと言って、楽しい旅行で環境のことばかりを考えて行動し、あとになって旅行と環境対策を嫌いになっては本末転倒。
ここでは、なるべくフットプリントを残さず、バンクーバーで楽しく旅を続けられるアイデアを集めました。
シリーズで紹介します。
シリーズ1: 交通手段
WWFによると人間の活動の中で最もフットプリントを残すのは、交通手段だそうです。旅行では特に、飛行機、自動車、列車とありとあらゆる交通機関を利用して移動し、旅を続けます。飛行機での移動は避けられないとしても、滞在地で少しでもフットプリントが少なくなるアイデアを見つけてみました。
1.公共交通機関を利用する:バンクーバーは公共交通機関が非常に発達しています。ダウンタウンバンクーバーとその周辺であれば、ほとんどの地域が公共交通機関で移動できます。
しかも、バンクーバーを走るバスは、多くが電気を利用しています。ダウンタウンを歩いていると通りの上空5メートルくらいのところに、電線が蜘蛛の巣のように張り巡らされているのを見ませんか?
これは、バスを運行するための電線です。ブリティッシュ・コロンビア州の電気は95パーセントが水力発電です。クリーンエネルギーによる公共交通機関を上手く活用してみましょう。
バス、スカイトレイン、シーバスの利用には、コンパスカードを購入して利用します。しかし、もうすぐクレジットカードやスマートフォンの使用を開始するそうです。そこで、現在トランスリンクでは、カードを入れた財布をタップしないよう呼びかけています。
メトロバンクーバーの公共交通機関:トランスリンク
https://www.translink.ca/
2.バイクシェアを利用する:バンクーバー市ではバイクシェアリング “MOBI”が利用できます。
使い方は非常に簡単。アプリをダウンロードすればすぐにでも利用可能。ダウンタウンを回るくらいなら十分。街のあちこちにあるステーションに返せばいいので、借りた場所に返しにくる手間も省けてとても便利。
Vancouver Bike Share: MOBI
https://www.mobibikes.ca/
3.レンタル自転車を楽しむ:バイクシェアリングとは別に、自転車店が展開するレンタル自転車は、自分に合った自転車を選べてとても快適にツーリングを楽しめます。
バンクーバーは多くの道路で自転車専用レーンが設けられています。シェアバイクも、レンタル自転車も、利用の時は、ヘルメットを必ず着用し、交通ルールを守り、自転車専用レーンを利用しましょう。
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