最近、お洒落なショップやカフェが増え、アーティストが集うアバンギャルドな雰囲気に変貌したガスタウン。
一昔前なら、ガスタウンのシンボル蒸気時計の前で写真を撮り、ギャシー・ジャックの銅像の前でもう一度写真を撮り、そして、その辺りのお土産物屋さんに入って「カナディアンな」お土産を買うというのが定番の通りだった。
その頃から、歩道も自動車が走る道路も煉瓦造りで、赤茶色の独特の雰囲気が通り全体を包んで「古き良き町並み」を醸し出していた。ここはバンクーバー発祥の地と言われる場所。そうした街並みをこれまで守ってきたと言っていい。
今はそこに現代的なショップが調和して、21世紀的な要素を取り入れながら、ますますいい雰囲気になっている。
特長的なのは、とにかくカフェが多いことだ。こだわりを持ったカフェが通りの至る所にあり、ちょっとフラッと寄ってみたくなる。
お土産物選びに疲れたらちょっと一服。ウォーキング途中にちょっと一休み。大好きな本を持ってちょっと長居。のんびりとした時間を楽しみたい。ガスタウンは、そんな魅力を醸し出す通りに変貌している。
Photos:
Coffee Bar (写真上)
Birds and the Beets (写真右)