今年もグラウス・グラインドに挑戦!! 無事登頂成功!!

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A quarter point; Photo by ©Kay Kurosawa
1/4サインだ~。ちょっと元気になってきた。Photo by ©Kay Kurosawa

 

今年もグラウス・グラインドに挑戦してきた。やっぱり夏はこれをやらないと始まらない。

毎年一つずつ歳を取るわけだから、毎年挑戦するたびに、少しずつ年齢を感じてくる。しかし! だからと言って、この自分いじめ…ではなく、自己体力診断をやらないわけにはいかない。

ここをクリアしてこそ、これからの1年、体力に自信を持って仕事に臨めるというもの。フリーランスは体力と自己管理が全てである。

 

 

果たして今年の体力診断の結果は…?!

 

グラウス・グラインドは今年のメンテナンスも終え、季節もようやく本格的な夏を迎え、行ってみると大勢の人が挑戦していた。

今回も友人と一緒だったが、案の定、途中で取り残されて、1人で登ることになった。毎回のことである。正直、1人で、マイペースで、ゆっくりと登る方が気が楽なのだ。

そして今年もやっぱり4分の1までが最高にきつかった。数年前までは確かに2分の1までがキツイと思っていたが、やはり年のせいだろうか…?!

すぐに息がハアハアと苦しくなってくる。口で息をしないと登れない。足はまだそれほど重くないが、呼吸が「段差を登る」ペースに慣れるまで苦しい。

そのうちに呼吸が楽になり、いいペースがつかめてくる。4分の1を過ぎるとそこから2分の1までは結構楽にこなせた。

しかし地獄はここからだ。すっかり呼吸が楽になった頃には、足がどんどん重くなっていく。

しかも、なぜか、上に行くにしたがって、一つひとつの段差が大きくなっていく気がする。疲れているからそう思うのか、ほんとに段差が大きくなっているのか…。

 

 

自然の岩や巨木を利用した過酷なハイキングコース

 

グラウス・グラインドは、グラウスマウンテンに設置されている山登りのようなハイキングコースだ。

到達点は、ロープウェイで上がるのと同じ場所で、グラインドを登っている時には、左手にロープウェイが上がっていく音が聞こえる。

この巨木生い茂る、普通の人ならロープウェイで上がる山の斜面に、このハイキングコースはある。そのため、自然の岩や巨木、巨木の根を上手く利用して階段のように造られている。

もちろん人工的に造られた階段もある。その辺は、子供から大人まで、無理なく楽しみながら登れるように工夫されている。適応年齢は7歳から90歳。老若男女、安全に楽しめるようになっている。

シーズン前にメンテナンスが必要なのもそのためだ。

しかし、自然の岩や巨木根は、人間の足の長さとかを考慮してくれない。だから時々トンデモなく大きく、これを一跨ぎするのは無理ではないか…みたいな巨大な岩が出現するのだ。

それがなぜか上に行くほど多い。疲れてクタクタになっている両足には結構酷な配置になっている、と思う。

 

 

頂上からの絶景に疲れも吹っ飛ぶ!!

 

そうこうしているうちに、4分の3も過ぎ、あとはひたすらクタクタで膝が笑いかけている足に鞭を打ちつつ、一歩一歩登って行く。

グラインドに挑戦していつも感じるのは、何事も1歩1歩と歩みを進めることが目的に達する早道だということだ。

これをちょっと調子がいいから、2歩飛びで行ったり、走ったりすると、結局は最後にはバテて普段よりも疲れる上に目的地に着くのも遅くなる。

早く着きたければ、普段からしっかりと鍛錬をして、歩く速度を上げるように努力すること。手を抜いてはいけないのだ。

などと自分に言い聞かせながら、一歩一歩登って行くとやがて上空に青空が見えてくる。もう少し…。

そして到着~!! なんという清々しさ。これは言葉では言いようがない。この爽快感と眼下に広がる絶景に、己との格闘の1時間半が報われるのである。

これで今年もまた大丈夫!と確信する。自分の体力に自分でお墨付きを与えられるのだ。

今年の儀式はこれで終了。さあ下界に降りて、これからもがんばろう!!

 

グラウス・グラインド

https://www.grousemountain.com/grousegrind

長さ:2.9キロメートル

標高差:853メートル

出発地点:海抜274メートル

標高:1127メートル

年間15万人がグラインドに挑戦している

平均時間:約1時間30分

参加年齢:7歳から90歳まで

階段の数:2830段

ハイキングコース料金:無料(帰りはゴンドラで降りるため乗車券代15ドルが必要)

 

the top of Grouse Mountain; Photo by ©Pacific Walkers
リフトを上がったグラウスマウンテン頂上からの眺め。Photo by ©Pacific Walkers