ワールドラグビー・セブンズシリーズ・カナダ大会が今年もバンクーバーで開催される。昨年はニュージーランド代表が優勝。オールブラックス代名詞マオリの伝統舞踊「ハカ」を披露して幕を閉じた。
昨年3月がカナダ初開催のこの大会。8月にはブラジルのリオデジャネイロで夏季オリンピック大会(リオ五輪)が開催され、その前哨戦として注目された。ラグビーセブンズが五輪正式種目となったのはリオから。そのため、初金メダルを狙う国の力の入れようは半端ではなく、3月のカナダセブンズは大いに盛り上がった。
そして第2回となる今年もバンクーバーでの盛り上がりに期待がかかる。
注目はもちろん現在シリーズトップの南アフリカ、2位イングランド、さらにはニュージーランド、オーストラリアといった強豪チーム。そして今年はバンクーバー初参加の日本。リオ五輪では3位決定戦に進み、フランスに負けメダルこそ届かなかったものの4位と健闘。またしてもラグビー界を驚かせた。2020年東京五輪も控え、大注目だ。
ただ、現在のところ日本代表はこのシリーズ15位とほぼ最下位だが、若手中心のチーム構成でバンクーバーでは躍動してくれるに違いない。
主催国カナダは昨年9位。リオ五輪への出場は叶わなかったが今年は気合十分。コモンウェルズ国としての維持を見せたいところだ。今年はこれまでのところ12位。代表にカナダの得点王、日系4世ネイサン・ヒラヤマが選ばれている。
カナダセブンズは3月11(土)、12日(日)バンクーバー市ダウンタウンにあるBCプレースで開催される。11日はグループ予選、12日には順位決定戦が行われる。出場は16チーム。
カナダセブンズ:www.canadasevens.com/mens
ワールドラグビー・セブンズシリーズ: www.worldrugby.org/sevens-series