カナダ建国150周年特別企画「CANADA150」について

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Canada Fall of Niagara Falls, Ontario
ナイアガラフォールズのカナダ滝。Canada Fall of Niagara Falls, Ontario

バンクーバーは、よく『西の玄関口』と言われる。地図を見るとなるほどよく分かるが、この町は西の端にちょこんと位置している。なぜちょこんと位置しているかというと、この国があまりにも広いからだ。

カナダは総面積9,970,610平方キロメートル、ほぼ1000万平方キロメートルという広大な国土を持つ。どれくらい広いか説明しろと言われても難しいが、在日カナダ大使館によると、日本の総面積の約27倍だそうだ。そう言われたところで、ますます分からなくなるだけだが、とにかく広い。時間帯だけでも6つあるのだから、まあ広いのである。

この広大で雄大な国土に、申しわけ程度に都市が点在する。最大都市はトロント(広域圏約600万人)。次いで、モントリオール(同約380万人)。そして、バンクーバー(同約200万人)。つまり、約220万人が住むカナダ第3の都市でさえ、この広大な国土からはちょこんとにしか見えないのだ。

カナダを隅々まで表す言葉に、よく“Coast to Coast to Coast”が用いられる。これは、三方を海で囲まれていることを意味していて、西の太平洋、東の大西洋、そして北の北極海である。

ちなみに南は言わずと知れたアメリカ合衆国で、北アメリカ大陸をほぼ真横に分断している国境の長さは9000キロメートルを超え、世界一長い国境といわれている。この世界一長い国境でさえ、北極圏沿岸の長さに比べればおそらく短いわけで、まあ、とにかくカナダを表現するには『広い』の一言に尽きるのである。

そして、『広い』だけあって、その魅力にも際限がない。温暖な太平洋岸、豪快で優雅なロッキー山脈、日本では経験できない地平線の平原地帯、モザイクな大都会トロント、フランス語圏文化が眩しいケベック州、独特の文化が息づいている大西洋岸、そして、極寒の地でありながら人々を魅了する北極圏地域。どこもかしこも、行きたいとこ、見たいとこだらけである。

ということで、現在、カナダ建国150周年記念特別企画「CANADA150」をお届け中。この広大で壮大なカナダのさらなる秘められた魅力を発見していただければ、うれしい限りである。