2018年W杯開幕、バンクーバーもサッカーで盛り上がる!!

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Whitecaps vs Seattle Sounders FC, Oct 25, 2017, BC Place
今季も変わらず大声援を送り続けたホワイトキャップスファン。Oct 25, 2017, BC Place, vs Seattle Sounders FC, Photo by ©Koichi Saito

FIFAワールドカップ2018ロシア大会が今日から始まりました。移民の国カナダ。世界各国からの移民がいるカナダでは、必ずその国の出身のコミュニティがあるので、それはもうそこら中で盛り上がっています。

バンクーバーも例外ではありません。ひと際盛り上がるのはやっぱりコマーシャル・ドライブ。ラテン系移民が多いこの地域は、イタリアやスペイン、ブラジルやジャマイカなど、ヨーロッパ系と中南米系のラテン文化が花開く楽しい地域です。

W杯で盛り上がりたいなら、絶対コマーシャル・ドライブがおススメです。

他の国々はそれぞれのコミュニティで盛り上がっているようです。

 

 

今やカナダもサッカー王国?!

 

カナダと言えば、アイスホッケーですよね。冬の国技でもありますし、寒い国と言うイメージもありますし、アイスホッケーが強いのは間違いありません。

今年の平昌冬季五輪にはNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)が参加しなかったので、今一つ盛り上がりに掛けましたが、それでも銅メダルを獲得。やっぱりカナダ人の血が騒ぐ、それがアイスホッケーです。

では、サッカーはというと、実は、こんな統計があります。カナダではすでに競技人口でサッカーがアイスホッケーを越えたということです。

理由は色々ありますが、やっぱりアイスホッケーはお金がかかる。ユニフォーム、防具、道具、練習場所と、結構な負担のようです。

そこに来るとサッカーはユニフォームのみ。あとはボール一つと場所さえあればできますからね。子供たちがプレーするのに人気があるのはやっぱりサッカーです。

しかもカナダは移民の国。世界で最も普及しているスポーツですから、サッカー好きがカナダにたくさんいて当然です。ということで、W杯はカナダが出場しなくても、とっても盛り上がるのです。

ただ時差が結構あって、バンクーバーだと13時間前後くらいの時差があるので、生中継はほとんど朝方になってしまいます。

しかもブリティッシュ・コロンビア州は朝早くにアルコールを提供してはいけなくて、9時から。バーは大体午前3時頃には閉店しなくてはいけない規則なので(4時くらいまで開いているところもあるみたいですが)、ちょうどアルコールが提供されていない時間帯に試合があったりするのです…盛り上がるならどこかに集まって?!でしょうか。

でも、そこはサッカーファン。なんとか考えるのでしょう。今日からしばらくは寝不足が続きそうです。